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ちょっと一言 の記事

2007年09月20日

どこかおかしくありませんか、日本人の食生活

相変わらず健康食ブーム続いていますね。新聞によるとトクホ(特定保健用食品)の市場規模が5000億円を超えたとか。その割にはメタボリック症候群と思われる若い人をよく見かけるようになりました。予備軍も含めると2000万人に上ると言われています。

こうした現状を反映してのことでしょうか、健康食品とは別にサプリメントも大流行です。特にビタミンB1の摂取量は食事からとる量の67%を占めているというから驚きですね。寒天、酢、サプリメントとブームは次々押し寄せてきますが終わりはあるのでしょうか。

不思議なことに有機栽培や自然食に拘っている人ほどサプリメントに熱心だとも言われていますが、いったいどうなっているのでしょうか。自然のものを美味しくだべる、適度の運動をする、ストレスをためない、これが健康の秘訣だと信じてきたのですが。

2007年09月21日

食習慣は時代を映す鏡ですね

家族が食卓を囲んで食事をしていても、子供はインスタントラーメンやスナック菓子を食べているなど、家族がバラバラな食事をしていることを「個食」というのだそうですね。近年は、朝食をとらないで学校に行く子供が増えていることと関係があるのでしょうか。

家庭外で調理されて家庭の外で食べるのが外食で、家庭内で調理され家庭内で食べるのが「内食」というのは常識的に理解できますが、家庭外で調理され家庭内で食べることを「中食」というのだそうですが、こんな言葉が昔からあったんでしょうか。

この代表格が弁当類や惣菜類などであると聞けば、多少納得するような気もしますが、同時に少し寂しい気もしないではありません。といっても、中食産業を批判する積もりはありません。なにしろ結構お世話になっている一人でもあるわけですから。

2007年09月25日

何ともわかりにくい法律用語ですね

特定保健用食品とは、健康増進法という法律に定められた特別用途食品の一種であるという。その特別用途食品とは、病人や妊産婦、高齢者など特定の人に対して処方される食品であるが、一般人の保健用途に適するものとして規定されているのがこれである。

トクホと呼ばれるこの食品は、栄養機能食品と併せて健康機能食品と称している。栄養機能食品は食品衛生法により定められている食品で、ミネラル5種、ビタミン12種が栄養素として指定され、添加する下限と上限量が定められている。

その量が合致していれば、個別に厚生労働大臣の承認は不要ということである。そのため、規格基準型の保健機能食品と呼ばれるがマークはないという。いやはや、ややこしいですね。いったい誰の何を守ろうとして定めた法律なのでしょうか。

2007年09月26日

どんなに急いでもゆとりは生まれません

新幹線は一昔前の列車に比べ数倍も早くなっているのに、乗客は目的地に到着するだいぶ前に身支度を整え始めます。急ぎの人もあるので一概には言えませんが、全ての人が急いでいるとしか思えないのです。そこで自分もつい急いでいる振りをしてしまう。

エレベーターなどもそうですね。行く先の階数をボタンで指定するのは当然としても、閉めるボタンまで押す必要はない。一呼吸するうちに自動で扉が閉まることを知っているからです。でも、そうしないと同乗者の目線がきつく突き刺さるからなのでしょうか。

そうかと思うと、1階と地下を行き来するだけのエレベーターに乗ったとき、ドアがタイミングよく閉まったので、階数ボタンを押さないでいたら、エレベーターはとまったままになっていた。すごく回り道をしたような気がして悔しかった。

2007年09月27日

身勝手な自分に気がついて

電車の時間に間に合うようにと急いでいるときは、電車が発車しませんようにと心で念じているのに、幸いにして間に合うと、今度は早く発車しないかなあ~などと思ってしまう。何て身勝手なやつだと思ったことはありませんか。私の場合はしょっちゅうです。

火事があったと聞けば、自分の家でないことがわかると思わずホットするし、車に乗っているときは歩行者が邪魔だと思うのに、自分が歩いているときは車が凶器のように感じられる。いい加減に学習効果が発揮されてもいい年のように思えるのですが。

そんな矛盾に満ちた自分でも、結構いとおしいと思えるからまた不思議ですよね。考えてみればこの世の中、矛盾の塊でできていることを丸呑みできる人ほど尊敬されていることを思えば、まだ精進が足りない自分に気づくべきなのでしょうか。


2007年09月29日

マニュアル化された親切

駅などでエスカレーターに乗るとき、「ベルトにおつかまりになり黄色い線の内側にお乗りください」などというアナウスが流れているのを耳にする。ベルトはともかく、黄色い線はステップの端ギリギリに引いてあるので、その外側はどこを探しても見当たらない。

それでもご親切に、疲れを知らない声でいつも注意を促している。うがった見方をすればこれは親切ではなく、単に「注意をしましたよ」という責任回避の手段ではないかと思われてなりません。そうでなければ、破損して穴のあいたステップの説明はつきませんよね。

窓口のサービスもそうです。行き先や時間などを指定してからキップが交付されるまでの間が長いのはまだ許せるとして、最後にキップを手渡すとき、「これが行きのキップで、こちらが特急券」などとクドクドいう。これも決して親切心からの行動とは思えません。

2007年09月30日

ようやく涼しくなりましたね

今年の酷暑にはまいりましたね。ラニーニャ現象のせいだと言われていますが、これは南米ペルー沖で太平洋赤道付近の海面水温が下がる現象だそうですね。水温の平均が半年以上にわたり基準値より0.5度以上下がった場合を指すのだそうです。

これが原因で暖かいペルー沖の海水が流れ込み、8月に入り対流活動が活発化し、フィリピン付近の対流活動の影響で高気圧が発達。偏西風が蛇行して南から暖かい空気が流れ込み、日本列島の気温が上昇するというメカニズムのようです。

このように説明されても暑さが和らぐわけではなく、むしろ難しい分だけ汗がどっと噴出した感じです。40.7度に地球が温められるということは、ひょっとすると来年あたり、鶏がゆで卵を産むのではないかと心配です。私の頭の方が先にゆだったようですね。

2007年10月02日

食べ物の大切さ子供たちに教えたいですね

古代エジプトの言葉に、「あなたが今、食べている三分の一の量であなた自身を養い、残りの三分の二で医者たちを養っている」というのがあるそうですが、現代の日本にも当てはまりそうですね。というより、現代人に向けたメッセージと言った方がよさそうです。

一方、農林水産省「食料需給表」「海外統計情報」などにより、2002年度における日本の食糧自給率をみると、40%で先進国では最低の水準に甘んじています。特に穀物の自給率は28%で世界ランキング124位、OECD加盟国30カ国の中で27位です。

幸いにして米だけは食料に限れば100%ですが、小麦は14%、大豆に至っては5%です。豚肉や魚介類はかろうじて50%の水準ですが、いずれにしてもお寒い状況には変わりありません。自給率を高め医療費を抑制するためにも子供達に正しい食事を教えましょう。

2007年10月03日

フードマイレージを縮小させるには-その1

近年フードマイレージなる概念が注目を集めています。これは「輸入相手国別食料輸入量×輸出国からの輸入国までの輸送距離」のことで、t・kmで表す。食料自給率の低い日本は当然高く、2001年では9000億t・kmでアメリカ・韓国の3倍だという。

この数値が高いということは、輸送エネルギーを多く消費するということを意味するから、環境に対する負荷も高くなるので、これを縮小させることは環境問題にも寄与するというわけで、地産・地消の考え方にも通じるものといえましょう。

しかし、ある程度の努力目標として意識することは意義があるでしょうが、産地と消費地、収穫時期と消費時期、集荷量と消費量が一致するわけではない以上、限界があるように思われます。自給自足を奨励しているわけではないことを見極めなければなりません。

2007年10月04日

フードマイレージを縮小させるには-その2

なにしろ、地産・地消に拘りすぎると、都会の一等地に田んぼや畑を作らなければなりませんから、輸送エネルギーを上回るコストが発生することになるでしょうし、第一それでは都会としての魅力がなくなってしまい、あまりにも夢がなくなってしまいます。

“銀座でベコ飼う”このような話は現実みがありません。ナショナルブランドと地域ブランドをクロスさせた品揃えを享受できるのが都会の魅力ではないでしょうか。旬の食材は産地にお任せいただければ、フードマイレージの縮小にも貢献できます。

環境の保全に配慮することは大切なことなので、エネルギーの無駄遣いは避けなければなりませんが、私たち人間は、無駄をなくすために生きているのではなく、生きるために無駄をなくすのだということを熟慮する必要があるのではないでしょうか。

2007年10月05日

年をとると童心に帰るって本当でしょうか?

先日ちょっとしたけがで病院に行ったときのことです、診察の順番を待っていると一人の老人(それほど年ではない)が、自分に順番が回ってこないことに苛立ち、看護士の姿を見るたびにまだですか?さっきからずっと待っているんですけどとくいさがる。

奥さんと思われる女性は、お父さん、他の人も大勢待っているので順番を待ちましょうとたしなめるのですが、ものの3分ともたずまたぞろ診察を要求する。奥さんと思われる女性もさほど恥ずかしいと思っている様子に見えないのも少し異常に感じました。

ただ、当のお父さんの振る舞いを見ていると、年をとって童心に帰ったのか、それとも症状が悪化しているための行動なのかは定かでありませんが、こういうスタイルは圧倒的に男性が多いような気がします。もしかすると女性は要領がいいだけなのでしょうか。

2007年10月06日

いよいよスタートする裁判員制度

テレビ桟敷の評論家としては一流を自認しているのに、いざ裁判員に当選したらどうしようと心配している人は結構多いのではないでしょうか。万馬券やジャンボ宝くじではかすりもしなしのに、こういうことはよく当ってしまう人はいますからね。

ところで、最近のマスコミ報道によりますと、弁護士や裁判所事務職員など法曹界で仕事をしている人は裁判員として選任されないということですが、その一方で裁判員のミスジャッジを防止するためか過去の判例を参考できるように整備しているようです。

もともと、この制度の導入が叫ばれるようになった背景には、裁判官の常識と一般市民との常識のズレを是正することにあったのではないでしょうか。そのために法曹関係者を排除したのであれば、過去の判例に拘らないことを原則とすべきではないでしょうか。

2007年10月11日

あまりにも遅いペット救護対策

地元新聞に「災害時のペット救援指針策定」という記事が掲載されていました。読んでみると、地震などの災害時にペットをどう救護する体制が整っていない自治体が多いため、日本獣医師会が今後の体制づくりに参考となる指針を策定したとありました。

その内容は、「事前に地域の獣医師会と行政が協定を締結する」「救護の飼育に必要な施設の設置場所を想定する」です。05年の改正動物愛護管理法では、災害時の動物対策に取り組むことを義務づけているのに、多くの都道府県が未整備であることに対するものです。

04年の新潟県中越地震の際、飼い犬と車中で生活を続けた女性がエコノミークラス症候群で亡くなったことを思い出します。わが家にも犬(黒のラブラドール・レッドリバー:名前はムサシ)がいますが、このような状況におかれれば迷わず同じ行動をとると思います。

2007年10月12日

大丈夫でしょうか日本の食卓

先日、日本の食料自給率は40%であると書きましたが、06年度は更に下がりついに39%にまで落ち込んだということです。農水省によりますと、国内生産だけで食事を賄うとしたら、毎日食べられるのはご飯とサツマイモ、ジャガイモ、ぬか漬け、りんごだけ。

うどんや味噌汁も2日に1杯、納豆3日に2パック、牛乳6日にコップ1杯、たまご7日に1個、食肉は9日に1食ということです。こうなった原因は食生活が洋風化したからだと分析していますが、最初から洋風化している諸外国はどうなのでしょうか。

洋風の元祖であるフランス、アメリカなどは120%であるし、かなり低いイギリス、イタリアでさえ60%以上です。一方で水田の3分の1が転作や耕作放棄で有効に利用されていないというから驚きですね。しかし、魚と米だけは何とかなりそうです。

2007年10月15日

頼りになる金華山沖漁場

先日フードマイレージの話をしましたが、私くしたちが暮らしている日本には世界に名だたる三陸漁場が控えております。宮城県には主な漁港だけでも、気仙沼港、女川港、石巻港、塩釜港などがあり、四季を通じて旬の魚が毎日水揚げされております。

漁業の形態も時代と共に変化し、沿岸から沖合漁業、近海、遠洋へと発展してまいりましたが、気がついてみると200海里規制などの影響で、一網打尽型の漁業はことごとく衰退し、変わって沿岸漁業の可能性が見直されるようになってきています。

育てる漁業、つくる漁業などの動きも活発になってきました。現在では冷凍技術も格段に進歩したため、一昔前によく言われた豊漁貧乏などという言葉が死後になりつつありますが、それでもサンマのシーズンには時々使われることがあり残念ですね。

2007年10月16日

中性脂肪が気になる方、青魚を食べましょう

中性脂肪は体内に蓄えられエネルギーとして重要な役割を担っている。しかし、その量が一定の限度を超えると、一転して今度は健康を脅かす存在になるという厄介なシロモノです。この過剰な中性脂肪を低下させるのがEPA(エイコサペンタエン酸)です。

この大切なEPAは体の中では殆どつくることができないため、食品から摂取するしかないわけですが、これが必須脂肪酸と呼ばれる所以だそうです。しかも、このEPAは、食材として動物性の肉や野菜には含まれておらず、魚類にしか含まれておりません。

でも、ご安心ください。このEPAは白身の魚より青魚に多く含まれています。かつて、日本人はアジやイワシ、サンマ、サバなどを毎日食卓にのせていましたね。そうです。今でもこれらの青魚は健在で、皆様からお呼びがかかるまで宮城の海で待機しています。

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2007年10月17日

孫との付き合い方、苦労していませんか?

一昔前というより大昔といった方がよいのかもしれませんが、孫の担当はお祖父さんお祖母さんというのが相場でしたよね。孫をかわいいと思う心には全く変わりがないのですが、最近の孫との関わり方を見ていると、何とも奇妙な風景にお目にかかります。

孫が訪問するのをあれほど楽しみにしていたのに、いざ孫がくると、イメージどおりにかわいがることができなくなっているようです。その理由は、孫が家に入るや否やゲームにとりかかり、お祖父さんお祖母さんは、取り付く暇もないというのです。

たまに振り向いたかと思うと、傍若無人の振る舞いできちんと片付いていた部屋があっという間に…次は、高額なゲーム機のおねだり。老婆心ながら一言アドバイスさせてください。“孫は束縛せず、孫に迎合せず、自然体で臨む”というのはいかがでしょうか?

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2007年10月23日

考え方をちょっと変えてみませんか

プロ野球楽天の4番打者山崎武司選手は今季セ・パ両リーグで本塁打王という快挙成し遂げた。復活のきっかけは野村監督の一言だった。ある試合で山崎選手は、変化球を凡打した際、監督から「4番にストレートが来るわけないだろう。うぬぼれろ」と激励された。

この一言で自信を回復するとともに配球を読む面白さを知ったという。39歳を目の前にした本塁打王はタイトル奪取まで実に11年の歳月要した。いったいどんな心境の変化があったのだろうか。「こんな年になって毎日が発見」とは、何とすがすがしい言葉でしょう。

「うぬぼれろ」といわれて素直にうぬぼれた山崎選手は、やはりただ者ではないのでしょうが、凡人の私も少しうぬぼれてみたい気になってきました。いや、これは「うぬぼれ」の話ではなく、意識の持ち方で自信を回復することもあるという哲学の話でした。

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2007年10月24日

変人ぶりに共感

わたくしごとで恐縮ですが、あの人気刑事ドラマ「相棒」(テレビ朝日系)が今日から茶の間に帰ってくるという記事が新聞に載っていました。水谷豊演じる「杉本右京」は名うての変人で、飽きないキャラが魅力だとありましたが、“わが意を得たり”という感じです。

あの変人ぶりについて、水谷さんは「家で台本を読んでいるとき、声のトーンやしゃべり方は『こういう感じがいいんじゃないですか』と誰かが言ったような気がしたんですよ」と説明したという。私に言わせれば彼のキャラクターそのもののような気がしますが。

現に私は、普段から彼の大フアンで、私生活もかなりの変人ではないかとさえ思っているくらいですから(正直すぎてごめんなさい)。それにしても、視聴率が年々伸びているというところをみると、視聴者の中にもかなり変人がいるということなのでしょうか。

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2007年11月04日

かしこい主婦の買い物行動

日経産業地域研究所が実施した「食の安全・安心に関する調査」によりますと、2~3割ぐらい高くても安全・安心なものを買うという人が増えているとのことでした。その一方で、折込みチラシに毎日目を通し、数箇所も車を飛ばして買い回り、1円でも安いものを買うという賢い主婦のことも別の調査で紹介されていました。

私どものように商品を販売する立場のものにとっては、確かに主婦の眼力には敬服することが多いのですが、その賢さが最後まで生かしきれていないのでは、と感じることもしばしばあります。実を言うとわが家でも時々(いや年中かも知れません)やってしまいます。

つい先日も、例によって特売品を買いあさり、通常○○円のものをこんなに安く買えたとたいそう自慢げでしたが、その浮いた予算でケーキを買い、食べ過ぎてしまったというのでは様になりませんね。おまけに、値上げされたガソリン代のツケも回ってきますしね。

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2007年11月05日

身につまされる「つもり違い十か条」

夜景で有名な東京郊外の高尾山の山頂近くに、真言宗智山派の大本山薬王院があります。千二百年前に行基が開いた信仰の山だそうですが、そこには「つもり違い十か条」という看板があり、読んでみると戒めの言葉がこの身にぐさり突き刺さる思いがいたします。

高いつもりで低いのは教養、低いつもりで高いのは気位、深いつもりで浅いのは知識、浅いつもりで深いのは欲、厚いつもりで薄いのは人情、薄いつもりで厚いのは面の皮、強いつもりで弱いのは根性、弱いつもりで強いのは我、多いつもりで少ないのは分別、少ないつもりで多いのは無駄、といった具合です。

皆様は如何ですか。開き直って私も一つ二つ作ってみました。あるつもりでないのが年金記録、ないつもりであるのが政治家の伝票書き換え、やっているつもりでやっているのが接待ゴルフ、これは失礼しました!思わず本音が出てしまったようですね。

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2007年11月06日

静かな家電が静かなブームとか

掃除や洗濯が夜でも自在にできるということで、静かな家電製品が受けているそうですが、これは見事に働く女性のライフスタイルを捉えているといえるでしょう。運転時間も短く省エネタイプと来れば若い女性ならずとも、買い替えのときは是非という気になりますよね。

ただ気になるのは、潜在ニーズに着目したメーカーが応えて開発したのか、それとも技術革新に消費者が誘導されたのかが見えにくいことです。働く女性が近所に迷惑をかけたくないというのが本音ならば、大変結構なことだと思うのですが果してそうなのでしょうか。

人ごみで携帯電話の画面に眼を落とし、臆面もなく周りの人に次々と道を譲らせるあの光景からは、迷惑をかけたくないという気質がイメージできないのです。もしかすると、「静かなること家電の如し」、「動かざること山の如し」とでもいう自己主張なのでしょうか?

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2007年11月08日

様変わりした七五三

かつての日本は栄養不足や貧困などで乳幼児の死亡率が高かったため、乳幼児の生存を祝う節目として七五三が定着したといわれている。男児を早く祝うのは後継者としての意味もあるが、統計的に見ると昔は女児よりも男児の生存率が低かったためともいわれている。

旧暦の15日はかつて鬼が出歩かない日を意味する二十八宿の鬼宿日に当り、何をするにも吉であるということに由来している。また、旧暦の11月は収穫を感謝する月であることから、その月の満月の日である15日に氏神さまに感謝を兼ねて子供の成長を祈願したのが始まりのようです。

元来は関東圏の地方風俗であったが、現在では全国に普及している年中行事である。最近では少子化の影響もあるためか、千葉県や茨城県では結婚披露宴並の豪華な披露宴が催されることもあるといいますから、エンゼル係数がうなぎ登りなのもうなずけますね。

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2007年11月11日

ジェネリック医薬品いよいよ解禁

厚生労働省は新薬と有効成分が同じ後発医薬品の普及を促すため、新たな対策を中医協に提示したとい記事が日経新聞に載っていました。これまでは、「後発医薬品への変更可」の署名欄に医師が署名しなければ、特に患者が申し出なければ原則新薬が調剤されていた。

命にかかわることなので、医師が積極的に進めなければ患者としては言い出しにくいことぐらいはわかっていたはずであるのに、慣れ親しんだ先発薬を処方する傾向が強かったというから驚きですね。あまりにも親切心が足りないと思いませんか。

今回の改正は、「後発医薬品への変更不可」にサインしなければ、原則として後発薬を調剤するよう促す内容だということです。この制度を導入することで年間1兆円程度の薬剤費が削減できるということです。このような垂れ流しを容認していた責任はだれがとるのでしょうか。

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2007年11月14日

いよいよ解禁、ボージョレ・ヌーボー

フランスのボージョレ地区で収穫された葡萄で作ったワイン、ボージョレ・ヌーボーがいよいよ解禁とか。根っからのワインフアンならずとも心が躍る季節ですが、アルコールの楽しみ方も多様化している現在、どんな拘りでこのワインを選んでいるのでしょう。

ところで、相変わらず高い人気に支えられているボージョレ・ヌーボーですが、ここ3年ほど、販売実績が下降気味だそうですね。専門家の分析によると、酒気帯び運転に対するチェックが厳しくなったため、お店で試飲する機会が減ったことも原因の一つだそうです。

それはそれでよしとするゆとりが、ワイングラスを傾ける雰囲気にも合うような気がしますし、それが原料や製法に拘りを持つファンの誇りでなければ、おしゃれではありません。工夫次第では試飲のチャンスは幾らでもつくれるのに、ほろ酔い機嫌で車を運転するのでは昔ながらのただのノンベイでしかありません。

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2007年11月15日

気がつけばもう師走

光陰矢の如しとはよく言ったもので、気がつくともう12月が目の前に迫っています。子供の頃、“自分だけにお正月が早く来ないかな”などと取り留めのない願望を抱いたものですが、最近はその希望が叶い過ぎて、いささかウンザリした気分になっています。

こんなにお正月が早く来るようになってしまっては、折角寿命が伸びても帳消しになってしまいますから。もしかすると、お迎えの予行演習のつもりではないかと勘ぐってしまったりしますが、こちらがあまりにも嫌な顔をするものだから、“お迎えにきました”と言い出しかねて、またすぐ来るのかもしれません。

ところで、「師走」の師とはお坊さんのことを言うのだそうですが、私はまた、12月になると冬休みになり、学校の先生が暇になりジョギングでもするようになる季節なので、12月のことを師走というのかと思っていました。まさかそんなことではないでしょうが、それにつけても難解な言葉ですね。

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2007年11月16日

任せるという言葉の曖昧さ

しばらく前の話ですが、ラジオである著名なインテリア・デザイナーが嘆いていたのを思い出しました。その人曰く、「お任せします」と言われるぐらい困ることはないというのです。もちろん、本気でそういうのであれば、プロとしての本領が発揮できるのですが、実はそうではないということのようです。

その証拠に、具体的なプランが出来上がると、この色のコーディネートはどうとか、結構注文が多くてやり直しの連続になってしまい、結局は二重手間、三重手間になるので、「お任せします」といわれるのはとっても怖いという趣旨のお話だったと記憶しています。

みんなで食事をしようということになった場合もこのようなことを経験しますよね。何でもいいといった人ほどブツブツ文句を言うというあれですよ。そういえば、政治の世界でも、「任せた」、「そこまで任はせていない」などといった似たような話が最近あったような気がしますが、私の勘違いでしょうか?

2007年11月18日

人生最大の幸せ

人間何がうれしいかといえば、ひいきのお相撲さんが勝ったときと、人にお金をあげたときぐらいうれしいことはないと言いますが、それを地で行っているような人が現れましたね。町に10億円をポンと寄付した神奈川県大磯の横溝千鶴さん(88歳)のことです。

しかも、「四十数年前から、米寿のこの日に10億円を贈ろうと目標を立て節約してきた。ふるさとに恩返しできたのは人生最大の幸せ。子供たちの教育のため、命ある限り努力を続けたい」というからにくいですね。うれしくなるほど人にお金をあげたことの無い身にはことのほかこたえます。

ましてや節約するお金自体ないと感じているのは、懐の貧しさの問題ではなく、そのもっと奥の心の貧しさがそう感じさせるのかも知れません。いっそのこと中途半端な貯金など止めてしまい、横溝さんの爪の垢でも買いに行った方がよいのかも知れませんね。

2007年11月19日

恩着せがましいのはいただけません

鬼平犯科帳で有名な池波正太郎さんの口癖は、「恩は着せるものではなく着るものだ」そうですが、全く同感ですね。最近は少なくなったような気もしますが、政治家の先生はこの橋は私がつくったのだなどと、聞かれもしないのに恩着せがましく言っていたのを思い出します。

今話題の年金問題もネッコは同じところにあるような気がします。役所のツッケンドンな対応スタイルは、誰のおかげで年金をもらえると思っているのかと言わんばかりに聞こえます。庶民感覚としては、「長い間お預け頂いて有難うございました。お申し付けいただければ、こちらからお届けにあがります」ぐらいなことを言ってもらっても罰は当たらないと思うのですが。

偉い先生方は油を売ったり、恩を売ったりして儲けているのに、額に汗して働いている庶民は、相変わらず恩を着せられ放しなのは少しおかしくありませんか。ここらで一つ恩に着る姿を見せてもらいたいものですね。これが一番の教育改革になるに違いありません。

2007年11月22日

複雑きわまる米事情

11月19日の河北新報の一面に「田んぼはお荷物コメ撤退」という記事が載っていました。読んでみると、半世紀続いたコメ作りを今年で終わるという内容でした。その理由は農業に携わっていない私でも容易に察しがつくものであるだけに、何ともやりきれない思いがします。

コメの消費に限らず、需要と供給のバランスが崩れれば、価格も上下するのは経済の原則ではありますが、政府の誘導の仕方によってはもっとソフトランディングな選択肢もあったのではないでしょうか。「めざましご飯キャンペーン」も当事者にはうつろに響くに違いありません。

もちろん政府だけの責任ではないと思います。消費者は経済の成長とともに傲慢になり、お金があればどんな贅沢でも手に入ると勘違いしていることも原因の一つだと思います。例えば、自分は利用しないのに、いざ廃止となると反対を唱える鉄道フアンなどもこの類ですね。

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2007年11月26日

知ったかぶりは迷惑

落語の怪談話で落ちのセリフは最高の聞かせどころですよね。ひとくさり喋った後で「さて恐ろしきは執念なり」と落とすところ、前の席に陣取っていた子供に先取りして「さて恐ろしきは執念なり」と言われてしまって面目丸つぶれという話がありましたが、この話には続きがあります。

次の機会にも同じ子供が出張っていたので、先取りの落ちを予測した噺家は、クライマックスでさて恐ろしきはとそこまでいうと、子供は案の定「執念なり」とやった。そこで噺家はおもむろに「妄念なりと」と切り替えして技ありとなり噺家に軍配が上がった。

ところがその次の機会もまた例の子供が待ち構えており、今度は「執念か妄念か」といった。さすがに困り果てた噺家は「う~ん残念だ」といったとか。確かに、知ったかぶりや博学は時に暴力となることもありますが、だからといって、自分の行動を他人に確認するのはまたオトボケが過ぎると思うのですが?ほら額に汗しているあの人の話ですよ。

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2007年11月27日

気になる混合診療解禁の行方

最近よく話題になっている混合診療問題に関して、日経新聞「経済教室」3回シリーズ(11月21~23日)で取り上げていましたね。それぞれの執筆者の主張はともかく、 11月7日の東京地裁が出した、混合診療を禁止するとの厚労省の解釈・運用には法的根拠はないとした判決は明快でわかりやすいものでした。

しかし、厚労省はこれを不服として控訴したといいますから驚きです。現在の制度の下では、保険診療と保険外診療を併用した場合、本来保険の対象である治療も含め全額自己負担となってしまうため、患者はやむを得ず希望する保険外診療を諦めなければならないわけです。

今回の訴えは、こうした矛盾を正すために起こしたものと思われますが、差額ベツト代など特定療養費制度あるいは保険外併用療養費制度があるので、その例外は認められないとする厚労省の主張は退けられたわけです。無制限な解禁は赤字病院の濫用を誘発するなどの弊害があるとの指摘もあるようですが、だからといって、患者がベストと思う治療を選択する自由は誰も奪うことはできないように思うのですが。

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2007年12月07日

色々なコンサルタント業があるものですね

最近特に増えたというわけでもないのでしょうが、テレビで謝罪会見を見ない日が殆どないように思うのですが、気のせいなのでしょうかね。それはともかく、この謝罪の仕方を指南する職業があるというのを知ってびっくりしています。こういう方々は先見の明があるのか、それとも社会的ニーズに応えるため自然発生的に出現したのでしょうか?

それにしても、謝罪のときの目線はどうだとか、頭を下げる時のタイミングまで指導すると聞くと、心のこもった反省の弁などありえないのかと疑いたくなりませんか。ことこういうことに関しては、あまりプロなどに頼らずに、自分なりのやり方で誠心誠意謝罪するのが、本当のやり方のような気がするのですが、皆様はどう思われますか。

謝り方の形を指導することを業としているというのでは、見方によれば、うまい嘘のつき方を指導しているともとれるわけですから、本来は公序良俗にもとる反社会的な職業と非難されて然るべきなのに、堂々と全国の茶の間に向かって、謝罪者の態度についてコメントする専門家は、決して自ら謝罪会見をすることなどないのでしょうね。

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2007年12月14日

世の中ちょっと変でないですか

テレビで報じられるところによれば、遺失物法が改正されたということでしたが、改正の理由は何とあまりにも忘れ物が多くて、保管場所がパンク寸前であるということでした。そこで今回の改正の目玉は、これまでの保管期間6カ月を大幅に短縮し3カ月にするというものですが、スピード時代の今日納得せざるを得ないのでしょうか。

そのほかにも、「本人に返還するもの」、「売却するもの」、「廃棄するもの」などに分別されるなど、かなり工夫のあとが見られますし、何よりも落とし主がネットで検索できるという機能が付加されたことは大きな進歩といえそうで、概ね好感がもてる改正だと評価する人も多いのではないでしょうか。

しかし、ペットの取扱いについてだけは納得が行きません。拾い主が遺失物として交番などに届けるか、それとも動物保護法に基づいて保護センターに持ち込むかを裁量により決めるというのですが、ここまでは許せるとしてもその後が問題です。保護責任者としての飼い主の責任には全く触れていないからです。

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2007年12月16日

師走の風物詩

だいぶ押し迫って参りましね、と挨拶を交わすには少し早過ぎるような気もしますが、町を歩くとなんとなくあわただしい雰囲気は感じられます。この季節の風物詩と言えば、何と言っても年末商戦が一番先に思い浮かびますが、その他にはSENDI・光のページェントぐらいで、意外と催しが少ないことに気がつきました。

そんななか、すっかり定着したのが第九(ベートーヴェン交響曲)演奏会ではないでしょうか。どうして年末になると第九なのかはわかりませんが、元気よく吐き出す声はストレス解消にはもってこいのようですし、カラオケでは味わえないど迫力が魅力の秘密かも知れませんね。

年末は第九、お正月は春の海(筝曲)という取り合わせは、いかにも日本人らしい和洋折衷で、ちょうどクリスマスはケーキ、お正月にはお餅というのと似ていますね。本来は和服を着てスニーカーをはいているようなものなのに、全く違和感がないのは何でも取り込む文化が昔からあったからなのでしょうか。

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2007年12月18日

「偽」が今年を象徴する漢字だなんて?

毎年この時期になると発表される、その年を表す漢字1文字に今年は「偽」という字が選ばれましたね。当たっているだけに悔しい気もしますが、今年だけだと思えば、残り少しなので忘れることにすればよいのかも知れませんが、どうやら来年の方が本格化しそうで心配なのですが?

例えば、年金問題一つとっても、「偽」の塊で、年明け早々にも粉砕できるような代物ではなさそうですし、下手をするとこれが将棋のと金のように「誠」という漢字に摺りかえられる危険性もあるようです。つまり、「偽」が特定できませんでした。「誠」に申し訳ありませんという例の決まり文句で終わるような気がするからです。

この問題が落着する頃には、「年金制度やめますか」それとも「消費税率改定やめますか」と来るに違いありません。そうきたら、ここは一つ「偽」をいわず、「霞ヶ関の埋蔵金を確認してから決めます」と本音できっぱり答えてみようではありませんか。少しぐらい鬼に笑われてもかまわない覚悟で来年の話をしてみた次第です。

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2007年12月19日

問われる生活の工夫力-その1

日経新聞の生活欄(平成19年12月18日)に、「減らせるCO2欧州の暮らし変革」という記事がありました。読んでみると、温暖化ガスの削減は住宅にあり、住まいのエネルギー効率を良くすれば使用燃料が減らせ、温暖化ガスの排出量も自然に削減できというものでした。

私たち日本人は、この冬の灯油やガソリンの値上がりを嘆いてはいるが、これらの化石燃料に依存することにより、環境をどんなに破壊しているかをあまり考えてこなかったことに気づかされました。デンマークの中央に位置するサムスー島では、約四千人が暮らしているが、地域住民が資金を出し合い、バイオマス技術を活用して地域暖房施設をつくり、タンクにためた水をボイラーで温めパイプを通じて各家庭に運ぶという仕組みである。

燃料は周辺農家から買った藁である。燃やせば二酸化炭素が出るが、植物は生育中にCO2を吸収するので環境への負荷は低いというわけである。暖房費として負担するのは何と月々百クローネ(二千百円)だというから驚きである。同様の施設が島内に4カ所あるほか、21台の発電用風車、各家庭には太陽光発電装置が備えてあり、車やフェリー以外のエネルギーは全て賄っているという。しかも、余った電力は他の島に販売しているので、CO2排出量で見ると島全体ではマイナス1,500トンになるといううらやましい話である。

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2007年12月20日

問われる生活の工夫力-その2

ドイツでは、自宅で使う電気の発電エネルギー源を個人が選べるという。例えば、9割を水力発電、残りを風力とバイオマス、太陽発電からといった具合である。ここでは団地単位で発電設備を見直す動きがある。ドイツ北部の都市、ミュンスターの中心部にある通称エコロジー団地というところでは、コージェネレーション設備が整っている。

そこでは石油よりもCO2排出量の少ない天然ガスでモーターを回して発電し、各家庭へ電力を供給する。さらに発電の過程で生じる熱で雨水を熱し、その温水を建物内に循環させて団地の暖房を賄う。この仕組みで天然ガスの九割を効率よく使い切ることができるという。

また、この国ではそれぞれの家庭のエネルギー効率を測定し、証明書を発行する「エネルギーパス」という事業を来年度から始める。その仕組みは、行政の任命したエネルギー関連の専門家がそれぞれの建物を診断し、断熱材や窓の大きさなどの構造までチェックし、エネルギー利用量や効率性を計測して、その結果をまとめて証明書を発行する。住民の意識を高め、住まいのエネルギー効率を高めることが目的だという。

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2007年12月24日

相変わらず逆風が吹き荒れている捕鯨

日本が現在行っている調査捕鯨は、調査ではなく殺戮であると断じ、即刻中止するように日本政府に要請するという。確かに反捕鯨国の論理からするとそうした理屈になることも理解できますが、これは正義の問題ではなく、文化の違いであるようにも思われます。牛や豚は良くて鯨だけが何故いけないのかという議論をよく耳にします。

また、漁業関係者の中には、鯨が増え過ぎるとマグロなどの他の魚が減少してしまうのではないかという見解もあります。民主主義の原則からすると数の論理にはかないませんが、もう一歩高い見地に立った議論がなければ、単に意見を集約したからといって国際的に採択されるというのでは、エゴのぶつかり合いに過ぎなのではないでしょうか。

宮城県の牡鹿町という町はかつて捕鯨の町として栄えました。しかし、住民の方々はこれを既得権として主張しているわけでもなければ、国際的なルールづくりに背を向けているわけでもありません。もちろん私たちには、捕鯨、反捕鯨に対して正当性を判断する材料が与えられておりませんが、それだけに、現在の対立関係はことさら心が痛みます。

2007年12月27日

泣くになけない霊感商法被害

摘発される霊感商法は氷山の一角なのでしょうか。それにしてもひどい話ですよね。人の弱みにつけ込む卑劣なやり方で、高額の金品を売りつけること自体許しがたいのに、剥いても、剥いても辿り着けない中身の正体が、「力」と書かれた紙切れ一枚では、泣くになけない思いだったのではないでしょうか。

どうしてそんな術中にはまってしまったのかと、第三者はいうかも知れないが、人はそれぞれ他人には言えない悩み事の一つや二つ抱えているものです。そんな心の隙間に入り込み、しまいには抜き差しならないような状況に追い込んでしまう。“人をみたら泥棒と思え”という教育でも受けない限り、こうした巧妙な手口を防ぐことは困難です。

「幽霊の正体みたり枯れ尾花」という言葉がありますが、これではまるで「神様の正体みたり紙一枚」ですね。この紙切れを見た被害者の方々は、さぞがっかりして紙切れを手から落としてしまったことでしょう。まさか「力」を落とさないようにとの謎かけでもないでしょうに!こうした詐欺師のターゲットにはなりにくい私(財力がないため)にも、何故か許せない思いがこみ上げてきます。

2007年12月28日

進めたいですね、フードバンク活動の輪

これまで、こんなものがあったらいいなと思っていましたが、ついに今日、日経新聞(平成19年12月24日)春秋欄にその記事を見つけました。家庭や企業の余った食品を期限切れ前に集め、恵まれない人々の食事に生かす活動のことです。「フードバンク」と呼ぶのだそうですが、東京や兵庫県に誕生したそうですね。

食料自給率が40%を割っているのに、食べ過ぎによるメタボが急増していること、それでも7%も食品を無駄にしていること、おまけに、ネギの長さが2cm長過ぎるからといって、出荷できないので廃棄してしまう。その一方では毎日の食事にもこと欠く人々がいるという事実は、今日のような情報化社会では信じがたいことでした。

とにかく、こうした風が吹き始めたことは私ならずともみな大歓迎ではないでしょうか。米国では以前からこの仕組みが普及していて、5万以上の施設などに食品を提供しているという。こうした活動を風化させないためにも、ここは一つ、官民あげてムリ、ムラ、ムダを再点検してみるべきではないでしょうか。

2008年01月02日

コミュニケーションの足りなさを感じたことありませんか?

先日ある新聞にこんなことが載っていました。「蓼(たで)食う虫も好きずき」という言葉を英語では“There is no accounting for tastes”というのだそうですが、これを日本語に訳すと、「好みは説明できない」という身も蓋もないものになると嘆いていました。そういえばそんな言葉は他にもたくさんあるような気がします。

例えば、「勿体ない」などもぴったりする訳語がないようで、こういう言葉が使われる場面で何度も説明を繰り返すしかないように思われます。何事も畳の上での剣法では通用しないということでしょうか。不便なようでこの方がコミュニケーションをより深められて、相手を尊重するようになれるのかもしれません。

ところで、わが宮城県(といっても全域ではありません)にも、とっても便利で奥深い言葉があるんですよ。それは「いずい」という言い方です。あえて標準語に直すとすれば、「やりにくい」とか「しっくりこない」という意味になるのでしょうが、これでは半分も説明し切れておりません。なにしろ便利な言葉なんですよ。

2008年01月05日

大晦日の紅白歌合戦見ましたか?

今年は珍しく仕事の段取りがよかったせいか、NHKの紅白下手合戦いやこれは失礼、歌合戦を見ることができました。しかし、次から次へと繰り広げられる歌は、単なる音の塊が画面から飛び出してくる感じで、かなり違和感がありました。ひと頃は、演歌はどうもなどと気取っていましたが、気がつけば演歌しか残っていないようにさえ思えます。

考えてみると不思議な感じですよね。ビートルズは世代を超えて愛されているのに、何故か今風の音楽には馴染めません。若い方がカラオケで歌っているときも、どこで拍手すればよいのかタイミングが掴めません。仕方がないので、声がとまったときを見計らって手を叩くようにしています。いや~知ったかぶりをするのも大変ですね。

それでも昔は、自分の意見を支持する仲間が大勢いましたが、取り巻きが少なくなってきた昨今、居場所が狭められてきた感じです。一つ目小僧を見かけ、捕まえて見世物にしようと思い後をつけていったら、一つ目小僧の集団につかまり、逆に自分が見世物にされたという小噺とどこか似ているような気がします。

2008年01月07日

ワンちゃんたちとの心のふれあい

昨年が特にひどいというわけでもないのでしょうが、テレビから流れる話題はいつも重苦しく、世の中がだんだん悪くなっているのではと悲観的になりがちです。しかし、年末にテレビで放映されたワンちゃんたちとの心温まるふれあいを見て、まだまだ捨てたものではないと感じました。特に飛行機に乗って得意げな表情を見せるワンちゃんには心が熱くなりました。

また、人の呼ぶ声を聞き分け山から下りてくるワンちゃんもいましたね。心をかけてやると、それに対して十分応えてくれることは承知しているはずなのに、改めて人との絆の強さを見せ付けられると、本当に心が洗われる思いがしてとってもハッピーな気分になり、我が家のご同輩を思わず抱きしめてしまいました。

番組に見入っているうちに、ワンちゃんのかわいさもさることながら、登場した人物の爽やかなことも胸に滲みるものがありました。お金の勘定に血眼になっている下世話な人間と同じ人種には見えないからです。人間ができているというのは、あのような状態にある人のことを言うのであれば、世の中もそう捨てたものではないようですね。